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ルールより先に、 「一秒考える」が強い組織を作る

| 建設コラム

先日、ある会社でSNSへの投稿が原因で信頼を失うニュースがありました。

「うちには関係ない」と思えたら楽なのですが、小さな会社で経営に関わる立場としては、どうしても他人事に思えなかった。きっと同じように感じた方も多いのではないでしょうか。

●ルールで防げることには、限りがある

こういった出来事が起きると、「会社のルール整備が足りなかった」という話になりがちです。もちろん、ルールを作ることは大切です。でも私たちは、ルールだけに頼ることに少し慎重でいたいと思っています。

なぜなら、建設の現場と同じだからです。どんなに丁寧に段取りをしても、現場は計画通りにはいかない。毎日、想定外のことが起きる。そのとき頼りになるのは、マニュアルじゃなくて、その場で判断できる人間の感覚です。

⁻ルールは「想定した危険」しか防げない。想定外に対応できるのは、人の判断力だけです。
 
 
●「一秒考える」という、シンプルな習慣
 
私たちが大切にしているのは、難しいことではありません。何か行動する前に、ほんの一秒だけ立ち止まること。

「これはお客様の信頼につながるか」
「この行動で、誰かが困ることはないか」

仕事のできる職人さんを見ていると、みんなこれを自然にやっています。作業に入る前に全体を見渡す。次の工程のことを考えて動く。その感覚と、まったく同じだと思っています。
 
 
●小さな会社だからこそ、一人ひとりの判断が会社になる
 
大きな会社であれば、仕組みやチェック体制でカバーできることも多い。でも小さな会社は違います。一人ひとりの判断が、そのまま会社の姿になります。

それは怖いことでもありますが、見方を変えれば、一人が変わると会社が変わるということでもある。小さな組織ならではの、大きな強みだと私たちは考えています。
 
 
●信頼は、ルールではなく人が作る
 
お客様からの信頼も、仲間との信頼も、結局は「この人は大丈夫だ」という積み重ねでできています。それはマニュアルに書けるものじゃない。日々の小さな判断の積み重ねが、じわじわと信頼になっていく。

私たちはそう信じているので、ルールを増やすよりも先に、「一秒考える」という感覚を大切にしていきたいと思っています。

これは、弊社だけの話ではないはずです。

同じように現場と経営の間で考えている方の、何かヒントになれば嬉しいです。

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